【PRADO RECORD】~外でも中でもない空間。渡り廊下を生活の中心に~
【PRADO RECORD】~外でも中でもない空間。渡り廊下を生活の中心に~
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建築設計事務所 PRADO(プラド)
2022/12/17
以前PRADO RECORDでもご紹介した、【大黒柱と姫柱の杉の家】を増築する事に。
こちらの家に住んでおられた方のご両親が亡くなられ、空き家となった母屋と杉の家の間に、渡り廊下を作りたいとのご要望がありお問い合わせがありました。
しかし、ただの家と母屋を繋げる渡り廊下だけではなく【この二つの家にとって、生活の中心となるような土間】の増築をご提案しました。
この土間のある空間の利用法として、「日常と非日常」、2つの使い分けを行えるように、【外でも中でもない空間】を意識して設計いたしました。
まず一つ目は、【日常】。
母屋と離れとの行き来が出来るようにする、本来の渡り廊下としての使い方が出来る事は勿論、
日常的に使える、洗濯物を干したり、作業後の休憩スペースとして設計しました。
そして二つ目は、【非日常】。
冠婚葬祭などの、親せきが集まるときに、イベントホールや、客間、メイン玄関、接客スペースとして使えるように設計しました。
【外でも中でもない空間】。
そう設計することで、この母屋と離れとの繋がりがより深くなるようにという願いも込めてご提案しました。
大黒柱と姫柱の家と母屋を増設