傾斜地を活かした家づくり12〜小窓のヒミツ〜

傾斜地を活かした家づくり12〜小窓のヒミツ〜
建築設計事務所 PRADO(プラド)
2023/09/28


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引き続き傾斜地に建てた住宅をピックアップし、ご紹介いたします

作品スライド集はこちら

シリーズでお届けしている傾斜地に立つ住宅について、「作品スライド18 傾斜地 バルコニーとロフトのある家」をご紹介します。

この家の1階と2階は階段以外の場所でも繋がっています。

実は1階の高い場所と2階の低い場所が小窓で繋がっているのです。

この小窓はふさぐことができ、窓ではなく折り畳み風の簡易机を開け閉めすることで調節できます。

なんのための小窓なのか…

それは「①家族同士のコミュニケーション」「②空調」です。

窓を開けると3階の様子が感じられるので、家の中でもコミュニケーションがとりやすくなります。

また、2階と3階の空気の流れを利用して、寒い時期はエアコンなどの暖かい空気が3階へ上るのでギリギリまで家族の時間をリビングで過ごすきっかけとなります。

また、夏は寝室等の空調を調節することでリビングで快適に過ごせます。

ちょっとした工夫で、よりよい暮らしに繋がります。

プラドでは、一軒一軒ならではのアイデアを出し、一生に一度のおおきなお買い物に真剣に寄り添ってお手伝い致します。

2023年09月28日